小学生、中学生、叱り方

上手な叱り方1 一度に一つ

こどもを連れて公園に遊びに行ったときのことです。

 

お父さんが、お子さんの自転車練習に付き合っていました。

 

お子さんが補助輪を外した自転車に乗れるように、お父さんが教えているようです。

 

一見したところ、とても暖かく微笑ましい光景でした。

 

ところが、お父さんが怒鳴りだしたのです。

 

> 下を向くな!

 

> しっかり足を踏ん張って!

 

> ハンドルはまっすぐ!

 

> 背筋を伸ばして!

 

> 危ないときはすぐにブレーキだぞ!

 

> ほら、前を見て!

 

同時にいくつも注意され、お子さんは今にも泣き出しそうです。

 

それでも歯を食いしばって頑張ろうとしています。

 

少し悲しい気持ちになりました。

 

「乗れるようになった人」の立場からの指示だからです。

 

どれが一番大切なのかもわかりません。

 

これほどたくさんの指示を守れというのが無理でしょう。

 

どれか一つに絞ったほうが、できるようになる可能性も高いです。

上手な叱り方2 言い方の工夫

大人の人も子供のときには叱られた経験があると思います。

 

叱られたとき、「そんな言い方しなくても!」と腹が立ったことはありませんか?

 

同じことを伝えるにしても「言い方」を工夫すれば、

 

反抗期のお子さんも耳を傾けるかもしれません。

 

 

<〜してはいけません!>を別の言い方で。

 

小さい子供が「イヤ!イヤ!イヤ!」と言うのと同じくらい、

 

大人は「ダメ!ダメ!ダメ!」と言っています。

 

「〜してはダメ!」の別の言い方を考えてみましょう。

 

 

一枚のコインは裏と表があります。

 

まず、表のストレートな表現を見てみましょう。

 

日本のきれいな公園の花壇にはこんな看板が掲げてあります。

 

花壇に入って遊んではいけません

 

花壇だけでなく、公園の注意書きや学校の校則でも「〜してはいけません」の表現が目立ちます。

 

「入っていけません」と書かれていれば、なおさら興味を持つのが子供。

 

お子さんが小学生ならば「ちょっと悪いことしてみよう」と思うかもしれません。

 

そこでコインを裏返してみます。

 

花壇の外で遊びなさい

 

内容は同じですが、「言葉の雰囲気」が違っていませんか?

 

上手な叱り方3 私メッセージ

お子さんが大切なお皿を割ったとしましょう。

 

叱られた時のお母さんのセリフと子供の心の中を見てみましょう。

 

もう! ちゃんと見てないからよ。

 

子供の心( 気をつけていたつもり。ぼくはドジだ。だめな子だ・・・・・)

 

気をつけなさいって言ったでしょう?

 

子供の心( お母さんだって失敗することあるのに・・・・ )

 

大切なものを壊されたらだれでもガッカリします。

 

感情的になるのも無理はありません。

 

しかし、気をつけたいのは、非難すると非難が返ってくるということです。

 

それならば、ご自身の感情を素直に口にするほうがよいのです。

 

感情をお子さんの言動に向けるのではなく、ご自身の心にむけ、

 

「私は〜」と自分の感情を表現するようにします。

 

 

あ〜あ、大切な皿が割れて私はとても残念だ。

 

子供の心 ( 悪いことしちゃったな。ごめん。 )

 

ずっと大事にしていたのに・・私はショックで泣きたい。

 

子供の心 (ごめんなさい。直す方法ないかな。)

 

感情をお子さんにぶつけるのではなく、自分の心を出すので

 

これを「私メッセージ」と呼びます。

 

 

 

子どもの上手な叱り方関連ページ

叱る前にすること
こどもを叱ってばかりいると、自己嫌悪になると思います。子供が傷つくばかりでなく、自分も傷つけてしまいます。感情にまかせて叱るのではなく、少し準備をしておきましょう。

HOME 喜びの声 非行・不登校になったら 特定商取引法表示